日田重太郎 ( No.15 ) |
- 日時: 2013/10/08 10:06
- 名前: 淡路島情報館 管理人 ID:DlZYvHLE
- 淡路島出身の有名人の資料となる「近現代・系図ワールド」の綿貫民輔のページを見ていました。
http://kingendaikeizu.net/seizi/watanuki.htm
国民新党の元党首の綿貫民輔の父親の綿貫佐民が、淡路島の南家出身の実業家だと言います。 そして、上記の「近現代・系図ワールド」を良く見ていると、その周りの人達も凄い顔ぶれが載っています。
南家ですか? 私自身は余り聞いた事はありません。 で、この「近現代・系図ワールド」に載っている日田重太郎という名の人物に注目してみました。 Googleってみました。
そうしましたら、日田重太郎は中々の大物で、出光興産を創業した日本の石油王の出光佐三の起業を支えた人物とか! 日田重太郎は当時のカネで六千円を「貸すのではなく、もらってくれ」と出光佐三に申し出たと言います。 出光佐三は、このことに終生にわたって日田重太郎に恩を感じたそうです。 まあ、この辺のお話は昨年に出版された「海賊とよばれた男」に載っているようですね。
そして、この日田重太郎氏は淡路島仮屋出身のようですよ! またまた、仮屋から大物が〜 彼は「日田コレクション」と呼ばれる所蔵も残し、平成23年には没後50周年記念 日田コレクション展というのが淡路市立サンシャインホール ギャラリーで行われたようです。 上記の本「海賊とよばれた男」が出版されたのが平成24年ですから、今もう一度コレクション展をすれば盛り上がるかもしれませんね!
と言うことで、日田重太郎氏を「淡路島情報館」の「wiki-淡路島出身有名人」に載せさせていただきました。
追記) もっとGoogleっていますと、この「海賊とよばれた男」は(2013年本屋大賞受賞)しているそうです。 そして日田重太郎氏も注目されているとか。
追記 2014.1.16) 日田重太郎についてですが、ネット情報を良くみていると「淡路島資産家の養子」と書かれていることが多いです。 そんな中、読売新聞の1月10日の記事「重太郎ゆかり仮屋歩こう 淡路で12日に催し」と言うのを見つけました。 記事によれば、重太郎が16歳で養子に入った家が仮屋にあり、島内外の日本酒愛好家らでつくる「淡路酒探偵団」が25周年記念事業として12日に散策イベント「酒蔵のある街あるき」が開かれるそうです。 日田重太郎がすごした街並みを楽しむイベントだそうな! まぁ、そう言うことから日田重太郎の出生は淡路島ではないものと思われます。 ただ、仮屋の代々続く資産家が出光佐三を援助したわけですから、「淡路島出身者が援助したと言い換えてもいいのでは?」などとも思ったりします。 そういったわけで、我がWiki「淡路島出身有名人」のページに日田重太郎氏の名前を残しておきます。
また、綿貫佐民についてです。 綿貫佐民の息子で国民新党元党首の綿貫民輔の自叙伝「わが半生の記」を読む機会がありました。 本によれば、綿貫佐民の父は南嘉五郎と言い、「南家は楠木正成の後裔といわれる家系で・・・」「南嘉五郎は賀集村の郵便局長で、県議や漁協の組合長なども務めており・・・」などとあります。
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