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平和観音寺 世界平和大観音像 2015

何かと話題の世界平和大観音像です。
淡路島周遊の旅 第四回」で世界平和大観音像のある淡路市釜口の平和観音寺に行ってきました。

世界平和大観音像前にて

世界平和大観音像前にて

2015年4月29日現在の世界平和大観音像です。
大きくてすんごいですね~
この世界平和大観音像を含め、平和観音寺は今では廃墟状態となっています。
そして、建物は一部崩落の危険もあるなど何かと話題となっています。
でも、厄介なことも多いでしょうが、無くなると寂しいし、壊すのは絶対もったいないと思います。
で、そんな世界平和大観音像をバシバシと写真に撮ろうと平和観音寺に行ってきました。

世界平和大観音像 後ろから

世界平和大観音像 後ろから

世界平和大観音像 斜め後ろ

世界平和大観音像 斜め後ろ

世界平和大観音像 横から

世界平和大観音像 横から

世界平和大観音像 正面

世界平和大観音像 正面

世界平和大観音像 斜め前から

世界平和大観音像 斜め前から

ここで、世界平和大観音像についてwikipediaをもとに説明したいと思います。
世界平和大観音像のある平和観音寺は1977年、世界平和大観音像は1983年に淡路島出身の実業家の奥内豊吉氏により、淡路島北部の釜口に建造されました。
世界平和大観音像は高さが100m(台座20mを含む)あり、建造当時は世界最大の像でした。
平和観音寺のシンボルとして大観音像が建てられ、台座の1階が平和観音寺、上階と地階のほとんどが奥内氏の個人コレクションからなる博物館となっていました。
奥内氏は大阪でオフィスビルなどの事業で財をなしました。
私が大阪に住んでいたうん十年前、阿波座のあたりにオクウチビル1号館、2号館・・・と、いくつもあるのを体験しました。
オクウチビルは大きなビルではなかったのですが、その数の多さが大阪の阿波座の特徴のようになっていましたね。
阿波座と言えばオクウチビルのイメージがありました。
そのオクウチビルのオーナーが世界平和大観音像を建てたのです。
しかし、建設当初は多い日には2000人の来客を集めましたが、奥内氏が亡くなり、引き継いだ奥さんも亡くなり2006年に閉館となりました。そして、その後に廃墟になってしまいます。
一時、リーマン・ブラザーズ系の金融機関が一時債権を持っていましたが、あのサブプライムローンでの金融危機で破たんし、今は管理者がいない状態となっています。

で、管理者がいない今、平和観音寺の敷地にかってに入っていっても良いんでしょうかね~
まぁ、かってながら門の横から入らせていただきましたけど・・・
m(__)m

参道?を歩いて行くと釣鐘がありました。
そして、境内?には自由の女神の像がありました。
世界平和大観音像の横には蒸気機関車がありました。
まぁ、こんな何でもありなところが評判を落としたのかもしれませんね。

蒸気機関車に前には「不滅の功績を称える碑」というのが立てられています。
この「不滅の功績を称(たた)える碑」に蒸気機関車がある理由が書かれていました。
(下の画像をクリックしていただくと全文読むことができます。また、「称える」と書かれているのを「支える」と記事中に書いていました。訂正しました。)
つまり、ここ平和観音寺はお寺であると同時に、博物館を併設しているとのこと。
そして博物館に蒸気機関車が無いのは内容が乏しいので、友人の議員さんの力を借りて蒸気機関車をもってくることができたと・・・
まぁ、ある意味で殆ど自慢話が書かれているわけです。

今、「廃墟になった施設」や「不滅の功績を称える碑」を見て思うのは平家物語の一節です。
「祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり。沙羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらはす・・・」
現代語訳はGoogleってくださいね!
ちょっと悲しくもあり、今を生きている我々に、これからどう生きていくべきかを伝えているように思います。

平和観音寺 釣鐘

平和観音寺 釣鐘

平和観音寺 自由の女神像

平和観音寺 自由の女神像

平和観音寺 蒸気機関車

平和観音寺 蒸気機関車

不滅の功績を称える碑

「不滅の功績を称える碑」です。

蒸気機関車の横を通り、世界平和大観音像の正面入口の前に行きました。
正面入口の左側には「年中行事」、右側には「十二支の御守本尊霊場」についての説明板が掛けられていました。
数年前までは参拝客や観光客でにぎわっていたことでしょう。
でも、今は廃墟となっています。誰が今の世界平和大観音像を想像できたことでしょう。
いつまで、この世界平和大観音像は我々を見続けることになるんでしょうか?

個人的には、世界平和大観音像がいつまでも淡路島の観光の一部としてあり続けてほしいと思います。

世界平和大観音像 正面入口

世界平和大観音像 正面入口

平和観音寺 年中行事

平和観音寺 年中行事

十二支の御守本尊霊場

十二支の御守本尊霊場

見上げる

世界平和大観音像の正面から真上を見上げました。

世界平和大観音像 前の海

世界平和大観音像 前の海

仮屋のほうを見る

世界平和大観音像の正面から仮屋のほうを見ました。
十重之塔がなかなか良いです。

う~ん。
良い写真がまったく撮れていませんね~
大観音像と言いながら、その大きさを十分と見せることができていません。
こういうのって航空写真で撮るのが一番なんでしょうね。
で、Youtube動画を検索してみました。
そうしましたらありました。
上空から撮った素晴らしい映像だと思います
撮影対象の世界平和大観音像や周辺の景色が素晴らしいから、こんな素敵な映像になったのだと思います。
今回、私が撮ってきた写真は何だったのかと思うほど、この1本の動画は素晴らしい。
たぶん、今話題のドローンで撮ったものでしょうね!
みんながドローンをやりがる訳です。
俺もドローンがやりたーい!

世界平和大観音像 空撮動画(Youtube)

それと、世界平和大観音像のある境内の入口付近の写真も撮れていませんでした。
でも、Googleマップのストリートビューでしっかり見れるじゃないですか!!
で、これも貼っておきたいと思います。

世界平和大観音像 ストリートビュー

YoutubeもストリートビューもGoogleのテクノロジーです。
日本も負けてちゃいられませんね!

なにかとお騒がせな世界平和大観音像ですが、大阪の豊中市に奥内陶芸美術館というものが今もあるようです。
奥内陶芸美術館には近代現代陶芸品・絵画等約650 点あまりを常設展示しているそうです。
奥内氏は民芸運動を支持したため、民芸運動に参画した陶芸家の作品がコレクションが多くあるといいます。
なにかと批判も多かったかもしれませんが、奥内氏は美術に思い入れが強かったことは間違いなさそうです。


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