管理人

淡路島の巨木 34選

ゴルデンウィーク真っ只中の日本です。
4月29日は「昭和の日」です。
もともとは「天皇誕生日」であり、その後「みどりの日」になりました。
2007年以降は、「みどりの日」が5月4日に移動し、4月29日は「昭和の日」になりました。
こんなに祭日がころころ変わってね!
祭日って、そんなにころころ変わるもので無く、日本の歴史文化を守るための大事な日のはずです。
誰が決めているんでしょう?
まあ、官僚が勝手に決めてるんでしょう。
やれやれ ┐(´-`)┌

もともと4月29日は「みどりの日」だったわけですが、日本は国土の70%を森林を占める森の国です。
森の国と言っても人工林が多いのは残念でもありますが~
しかし、今ある森をしっかり守り後世に残していきたいものです。

神社やお寺に行くと巨木に出くわすことが良くあります。
地域の人たちによって、ご神木などとして大事に守られてきました。
巨木の前にいくとなにやら厳かな気分になったりします。
巨木は大事な地域の財産です。
これからも大事に守っていきたいです。

ネット情報で調べると淡路島にもいくつもの巨木があります。
まとめてみたいと思います。
意外に南あわじに目立った巨木が少なかったりします。
なんで?
環境省の巨木に定義によれば、高さ1.3mの位置で幹周が3m以上あるものとなっています。
つまり、直径が1m以上あれば巨木と言って良いかと思います。
これぐらいだと、神社やお寺、あるいは公園などに行くと新たな巨木を発見することもあります。

淡路島の巨木をネット情報よりまとめました。
私が行って見て記事にした巨木にはリンクをしています。
リンクをクリックすると該当の記事が開きます。

追記 2013年5月13日)
前記で「意外に南あわじに目立った巨木が少なかったりします。」と書きましたが、ネットサーフィンをしていると知らない巨木がいくつもでてきます。
まだまだ、知られていない巨木がいくつもあることでしょう。
で、新しく2つの巨木を追加しました。

今は、枯れてなくなった巨木に「南淡町(現南あわじ市)賀集野田の千手の松」があります。
この松は国の天然記念物に選ばれるなど、とても貴重で枝ぶりが見事でした。
残念ながら昭和52年に松枯れで伐採されました。
有名な巨木のホームページなどを見ていると松の木の巨木って、ほとんど無いようです。
全国的に松くい虫の被害にあったのかもしれませんね。
「淡路こぼれ話」さんのホームページに、その素晴らしい千手の松が紹介されています。
(2020年8月7日現在リンク切れ)

追記 2015年12月9日)
南あわじには巨木が100本前後あるのではないかと言う新情報です。
南あわじの植物に詳しい山のキノコさんが「雑想庵の破れた障子」で南あわじの巨木を紹介されています。
知られていない巨木の数に驚きですね~
我が実家近くの大日寺にも杉の巨木があると言う情報には驚きました。
(ノ゚ο゚)ノ オオオオォォォォォォ-

現在、わかっている巨木を追加します。
しかし、巨木100本を当ページに追加すると南あわじだけ突出した数になってしまいます。
で、幹周が3.8m以上で場所が特定されるものに絞って紹介したいと思います。
来年は、これら巨木を見に行くぞ~
ヨロシク(゚0゚)(。_。)ペコッ
追加した巨木は9本です。

今回、追加したのは主に旧三原町の巨木でした。(大日寺の夫婦杉は旧南淡町)
山のキノコさんによれば来年になれば旧西淡町と旧南淡町の巨木も調査し「雑想庵の破れた障子」に紹介していくそうです。
その都度、本ページも更新していきたいと思います。

追記 2018年2月17日)
なかなか、巨木巡りができていない「淡路島情報館」管理人です。
しかし、最近、淡路島の巨木について嬉しいニュースが続いています。
志筑神社と志筑別神社のクスノキの巨木が地域の貴重な財産として注目されていることです。
産経新聞さんで記事にもなっています。
志筑神社のクスノキは「志筑天神 静之大楠」、志筑別神社のクスノキは「薬師之大楠」と命名されたそうですね!
また、巨樹のサイトとして有名で、私も幹周などを参考にさせてもらっている巨樹と花のページさんで、これら巨木が新しく追加されています。
管理人さん、淡路島と超つながったお方だったんですね~
なんか、嬉しいです。
しかし、幹周がこれほどあるとは思いませんでした。
幹周って図るのは難しいです。
私の場合は、直径を簡単に計り3.14をかけただけです。
そして、私が図ったと書いている数値は慎重な性格も災いしてかなり短めになっています。
(;^_^A アセアセ・・・

 

<< 淡路市 >>

1.岩屋八幡神社のクスノキ
幹周:6m
樹高:-
樹齢:-
所在地:淡路市岩屋
高さ1.3mの位置で直径が短い部分で約110cm、長い部分で約140cmほどありました。
幹周は4m近くあると思います。ただ、高さ2mぐらいのところで幹周がだいぶ太くなっています。5m近くあるように見えます。
その為、幹周を3.8m~4.8mとしました。
ただし、岩屋八幡神社のクスノキを写真で良くみてみると2本の木が1本になった合木のように見えます。
訂正 2018.2.17)幹周を6mに変更しました。巨樹と花のページ引用。

岩屋八幡神社のクスノキ 3

岩屋八幡神社のクスノキ

 

2.常隆寺のスダジイ
幹周:5.5m
樹高:-
樹齢:-
所在地:淡路市久野々154

 

3.妙勝寺のクスノキ
幹周:7.5m
樹高:26m
樹齢:600年
所在地:淡路市釜口1163
兵庫県指定天然記念物。

妙勝寺の大くすの木

妙勝寺のクスノキ

 

4.伊弉諾神宮の夫婦クス
幹周:8m
樹高:30m
樹齢:900年
所在地:淡路市多賀749
元は二株のものが結合して一株に成長したという珍樹です。
兵庫県指定天然記念物。
「夫婦クス」と呼ばれ夫婦円満、良縁縁結、子授け、子育ての霊験あらたかと崇敬されています。

夫婦大楠はクスノキの巨木

伊弉諾神宮の夫婦クス

 

5.志筑神社 「志筑天神 静之大楠」
幹周:約6.8m
樹高:約17m
樹齢:800年前後
所在地:淡路市志筑907
志筑神社の巨木はGoogleマップのストリートビューでも見ることができます。かなり大きそうです。ストリートビュー画像を貼ります。
ストリートビューで南に数十メートル行くと下記の志筑別神社のご神木も確認できます。
訂正 2018.2.17)名称を「志筑天神 静之大楠」に変更、幹周と樹高を追加しました。産経新聞引用。

追記 2020.3.3)昨年の9月「志筑天神 静之大楠」を見てきました。
枝ぶりが見事でした。

志筑天神 静之大楠

志筑天神 静之大楠

 

6.志筑別神社 薬師之大楠
幹周:約6.1m
樹高:約23m
樹齢:800年前後
所在地:淡路市志筑882
幹周がどのくらいあるか確認できていません。ストリートビュー画像で確認するかぎり、まずまずの大きさがありそうです。
訂正 2018.2.17)名称を「薬師之大楠」に変更、幹周と樹高を追加しました。産経新聞引用。
追記 2020.3.3)昨年の9月「薬師之大楠」を見てきました。幹周りは予想してたより大きく感じました。

志筑別神社 薬師之大楠

志筑別神社 薬師之大楠

 

7.引摂寺 大銀杏
幹周:5.25m
樹高:30m
樹齢:500年
所在地:淡路市志筑3342
幹周は淡路島情報館の管理人の推定値。「兵庫県立丹波年輪の里」さんのホームページでは、幹周は550cmとなっています。
訂正 2018.2.17)幹周を5.25mに変更しました。巨樹と花のページ引用。

島内最大のイチョウの木

引摂寺 大銀杏

 

8.佐野のクスノキ
幹周:推定5m以上
樹高:-
樹齢:-
所在地:淡路市佐野
佐野のクスノキは淡路市佐野の教育施設内にあります。
通常は施設内の中に入ることができず、外からしか幹周は確認できません。
そのため、幹周は数メートル以上離れた場所から淡路島情報館の管理人である私が推測しました。

でかい佐野のクスノキ

佐野のクスノキ

 

<< 洲本市 >>

9.河上神社天満宮のイブキ
幹周:3.34m
樹高:16.5m
樹齢:500年
所在地:洲本市五色町鮎原南谷592
兵庫県指定天然記念物。

河上神社天満宮のイブキ

河上神社天満宮のイブキ

 

10.鳥飼八幡宮のホルトノキ
幹周:4.1m
樹高:17.1m
樹齢:600年
所在地:洲本市五色町鳥飼中314
洲本市指定天然記念物。

 

11.厚浜諏訪神社のクスノキ
幹周:6m
樹高:-
樹齢:-
所在地:洲本市中川原町厚浜

 

12.市原大歳神社のクスノキ
幹周:5m
樹高:-
樹齢:-
所在地:洲本市中川原町市原

 

13.大上権神社のクスノキ
幹周:5.2m
樹高:20m
樹齢:-
所在地:洲本市桑間441-5

 

14.洲本八幡神社のクスノキ 1
幹周:6.4m
樹高:20m
樹齢:-
所在地:洲本市山手2-1-10

洲本八幡神社のクスノキ

洲本八幡神社のクスノキの巨木です。

 

15.洲本八幡神社のクスノキ 2
幹周:-
樹高:-
樹齢:-
所在地:洲本市山手2-1-10
洲本八幡神社の本殿奥にもクスノキの巨木があると言います。
写真中央に写っている木が該当の巨木だと思われます。
一説には幹周りが7mと言う情報もあります。
しかし、私がかすかに目視した感じでは、それほどあるように見えませんでした。
本当のところ木々に覆われ良く見えないのが実情です。
正確な情報が分かる方がいらっしゃいましたら情報提供をお願いいたします。

洲本八幡神社 本殿奥のクスノキ

洲本八幡神社 本殿奥のクスノキです。
良く見えませんが幹周りが7mあると言う情報もあります。実際のところは不明です。

 

16.クスノキ大明神の大クス
幹周:8.9m
樹高:10m
樹齢:-
所在地:洲本市鮎屋693
兵庫県のクスノキの幹周りでは第1位です。
追記 2019.2.16)
2019年1月6日、巨木巡りで「クスノキ大明神の大クス」を見てきました。
当日、ツイートもしました。
さすが、兵庫県一の幹周りのクスノキでした。

クスノキ大明神の大クス

洲本市鮎屋のクスノキ大明神の大クスです。

 

17.千草のホルトノキ
幹周:4.8m
樹高:-
樹齢:-
所在地:洲本市千草
 

18.洲本アルチザンスクエアのユーカリ
幹周:4.60m~4.70m
樹高:-
樹齢:-
所在地:洲本市塩屋
(「雑想庵の破れた障子」引用)

洲本アルチザンスクエアのユーカリ

洲本アルチザンスクエアのユーカリ

 

<< 南あわじ市 >>

19.日光寺のビャクシン
幹周:5.7m
樹高:-
樹齢:-
所在地:南あわじ市松帆櫟田196

 

20.栄福寺のヤマモモ
幹周:3.79m
樹高:-
樹齢:-
所在地:南あわじ市榎列掃守1068
(「雑想庵の破れた障子」引用)

 

21.牛頭天王社のクスノキ
幹周:4.45m
樹高:-
樹齢:-
所在地:南あわじ市八木養宜中
枝の張りが見事なクスノキです。
こんなに目立つところにある見事なクスノキなのに環境省の巨木調査に抜け落ちていたとは~
(「雑想庵の破れた障子」引用)

 

22.八木 国分寺のシイノキ
幹周:3.82m
樹高:-
樹齢:-
所在地:南あわじ市八木国分331
(「雑想庵の破れた障子」引用)

 

23.野辺の宮のクスノキ
幹周:4.21m
樹高:-
樹齢:-
所在地:南あわじ市市十一ヶ所
野辺の宮は、淳仁天皇を祭神として祀っているお宮です。
野辺の宮には幹周が3m以上の巨木が6本あり、最大の巨木が幹周4.21mのクスノキです。
(「雑想庵の破れた障子」引用)

 

24.市陵墓参考地(いちりょうぼさんこうち)のクスノキ
幹周:推定6m~9m
樹高:-
樹齢:-
所在地:南あわじ市市十一ヶ所
「市陵墓参考地」の「市」 は地名です。南あわじ市の市じゃなくて、市十一ヶ所の市です。「市陵墓参考地」の「陵墓参考地」は宮内庁によって皇族の墳墓とされたが、被葬者を特定する資料に欠ける陵墓のことです。
宮内庁管理の禁足地なので入ることができません。正確な幹周は不明ですが、前述の「神代国衙 鎮守神社のクスノキ」よりも一回りも二回りも大きいようです。
(「雑想庵の破れた障子」引用)

 

25.春日神社のムクノキ
幹周:3.90m
樹高:-
樹齢:-
所在地:南あわじ市市小井395
(「雑想庵の破れた障子」引用)

 

26.十一神社の巨木
幹周:約5m
樹高:-
樹齢:-
所在地:南あわじ市市円行寺
この巨木は淡路島情報館の管理人が発見しました。幹周りは淡路島情報館の管理人の推定値です。
残念ながら、十一神社の写真の巨木は、その後伐採されました。しかし、十一神社には幹周りが3mあまりの巨木が他に何本かあります。これら巨木の成長をこれから見守っていきたいと思います。

十一神社の巨木 別角度から

十一神社の巨木

 

27.八木馬回 (やぎうままわり)のシイノキ
幹周:3.83m
樹高:-
樹齢:-
所在地:南あわじ市八木馬回
成相寺の手前、国道28号線の方へ200m余りのところにある山門のような建物の奥に生えています。
(「雑想庵の破れた障子」引用)

 

28.成相寺のイブキ
幹周:-
樹高:-
樹齢:-
所在地:南あわじ市八木馬廻
成相寺の説明板には幹周が7mとなっていますが、根周が7mなのだと思われます。

 

29.神代国衙 鎮守神社のクスノキ
幹周:5.7m
樹高:-
樹齢:-
所在地:南あわじ市神代国衙

鳥居とクスノキの巨木

神代国衙 鎮守神社のクスノキ

 

30.賀集野田 若宮神社の巨木
幹周:約4.5m
樹高:-
樹齢:-
所在地:南あわじ市賀集野田
賀集野田の道を軽トラのキャリーを走らせていると目に入った巨木です。
車を降りて見てみるとなかなかの巨木でした。
主幹の高さが2~3mしかありません。しかし、直径は140cmから150cmありました。
幹周りにして4.5mぐらいはありそうです。(1.5m × 3.14)
主幹の形が直角三角形のように見えます。こんな巨木、全国的に珍しいんじゃないでしょうか?
そして、裏側に回ってみると主幹の半分以上が空洞になっていました。
でも、木には葉っぱが生い茂り元気そうです。

 

31.神代 若一神社のヤマモモ
幹周:4.57m(主幹)
樹高:-
樹齢:-
所在地:南あわじ市神代浦壁87
太い主幹と何本かの副幹からなります。主幹、副幹すべて合わせると9.57mもなるようです。
(「雑想庵の破れた障子」引用)

 

32.大日寺の夫婦杉
幹周:-
樹高:-
樹齢:-
所在地:南あわじ市賀集福井1393
大日寺の夫婦杉は大きい杉と少し小さい杉の2本が根元でくっついています。
以前に計ったときは、大きい杉の方が地面から130センチの位置で幹の周囲が450cmか460cm位あったようです。杉は太い幹が天空高くそびえ立ち幹周の数字以上に巨木に見えます。
大日寺には他にもシイノキの巨木とモミの木の巨木もあるようです。
(「雑想庵の破れた障子」引用)

 

33.諭鶴羽古道の親子杉
幹周:-
樹高:-
樹齢:-
所在地:南あわじ市灘黒岩

 

34.沼島の巨木
幹周:-
樹高:-
樹齢:-
所在地:南あわじ市沼島
淡路島フィルムオフィスさんのfacebookページによれば樹齢500年を超す巨木だそうです。

 

Googleマップにしました。

 

番外
前記で紹介しました「南淡町(現南あわじ市)賀集野田の千手の松」は残された根株が今も大事に保存されてます。
石碑も建てられています。
Googleマップのストリートビューでも見ることができます。これまた貼りたいと思います。


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