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専称寺

淡路島周遊の旅 第二回」で洲本の寺町八ヶ寺の一つ専称寺へ行きました。
八ヶ寺の中では、洲本川から向かって五つ目のお寺になります。

今回の「淡路島周遊の旅 第二回」の大きな目的の一つは稲田騒動(庚午事変)のゆかりの史跡を訪れることです。
専称寺には、その稲田騒動を慰霊すた庚午志士碑が建てられています。
wikipedia「庚午事変」によれば「1870年に当時の徳島藩淡路洲本城下で洲本在住の蜂須賀家臣の武士が、筆頭家老稲田邦植の別邸や学問所などを襲った事件。稲田騒動とも呼ばれる。結果的に淡路島の帰属をめぐる重要な事件となり、この事件がなければ淡路島は今も徳島県であった可能性が高い。」などとあります。
ひょっとして、淡路島は徳島県だった可能性があるなんて、今じゃ信じられませんね~

専称寺の山門は派手さは無いけど落ち着いた雰囲気を漂わせていました。
山門の前の石碑には「浄土宗 心念山 専称寺」と刻まれています。
そして、正面の本堂は黒い屋根と白い壁が調和した美しい建物です。
また、専称寺には奥野友桂の墓があります。
奥野友桂は江戸時代の文化人で、二十五弦の琴、連琴を創始しました。
私が専称寺に行った時は、境内には「法然上人銅像」、「希望の芽」と書かれた像などもありました。

専称寺は浄土宗のお寺です。
法然が開いた宗派が浄土宗ですね。
京都の東山の知恩院が総本山です。
法然の弟子には親鸞がおり、親鸞は浄土真宗を開きました。

京都東山の知恩院は山門が大きく美しいです。
wikipedia「知恩院」によれば「現存する日本の寺院の三門(山門)のなかで最大の二階二重門である・・・。日本三大門のひとつに数える説がある・・・。」などとあります。
私も行ったことはあるのですが、大きな山門の前に美しい石段があり非常に心に残っています。

専称寺 山門

専称寺 山門

専称寺 本堂

専称寺 本堂

庚午志士碑

庚午志士碑

「希望の芽」と刻まれた像

「希望の芽」と刻まれた像


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